地域の情報をもっと届きやすくするために。きたひなたの立ち上げで目指していること。
下川町に移住しようか迷っている人が、まず何をするか。下川町のサイトを開いて、空き家バンクを見て、求人を探します。次に美深町が気になったら、また最初から同じことをやります。名寄市も、中川町も、稚内市も同じです。
道北には21の市町村があります。役場のサイトがそれぞれにあり、空き家バンクや人材バンクは町ごとに別のサイトで動いていて、催しの告知は観光協会のページに出ます。ひとつひとつはちゃんと更新されているのに、横に並べて見る場所がありません。
きたひなたは、そこを1枚にする場所です。
町をまたいで見られるようにする
求人も、空き家も、催しも、道北の事業者がつくるものも、町の境を越えて同じ一覧に並べています。稚内市の求人と美深町の求人が同じ画面にあり、地域でしぼれば1つの町だけになる。移住を考えている人が複数の町を見比べられる状態を、まずつくりたいと思っています。
気になる町やテーマをフォローしておけば、その新着だけがまとまって届きます。ログインは要りません。
貯まって、あとから見つかる側でいる
道北の日々のニュースは道北ネットにまとまっています。きたひなたが引き受けるのは、そちらとは逆の役割です。今日読まれるものではなく、半年後に「そういえば」と探したときに見つかるものを貯めていく。同じ記事を両方に出さず、行き来でつないでいます。
だから並べたものはすぐには消しません。募集が終わった事業承継の案件も残しています。この町でどんな事業が引き継がれてきたのかは、いま応募できるかどうかとは別に、知る価値のある情報だと考えているからです。終わっているものには終わったと書いています。
手段としての収集
2026年8月22日の時点で、記事248本、求人39件、空き家18件、事業承継23件、商品77点、行き先28施設。27のサイトから集めています。
並べているのは見出しと写真だけです。本文は掲載元のサイトで読めます。応募も購入も相談も、そちらで完結します。
並べるときに決めていること
どのカードにも掲載元の名前を出しています。他所が集めた情報を並べる以上、どこから来たものかは必ず一緒に置きます。
開催日、会場、料金。それを見て出かける情報は、取れなかったときは空にしています。料金の行ごと消えているのは、料金が分からないという意味です。空欄を「無料」と読まれると、行った先で困るのはお客さんのほうなので。
数字を出すときは条件と時点を添えます。たとえば relay の「掲載からマッチングまで無料」には、「人材採用の場合はマッチング手数料がかかります。2026年8月時点」を必ず一緒に置いています。片方だけ書くと、読む人の判断材料になりません。
つながった分だけ広がる
掲載地域は、地域の事業者や団体とつながりのある市町村から順に増やしています。情報を持っている人と組めた分だけ広がる、という進み方です。
いま並んでいるものの多くは、まだ他所から借りてきた情報です。この地域で働く人と、続いている事業を訪ねた記事は自分たちで書いていて、これから増やしていきます。
一緒にやってくださる自治体・メディア・事業者を探しています。提携についてに、できることと受け付け方を書いています。